10日前に雪が降りましたが、昨日からアパートのプールは解禁になり、少し肌寒いですが子供達が元気に泳いでいます。
さて今日は、以前に少し書いていた、ファイト直前の『空気を読む』『意味合い』という話を。
シーズン終盤のプレーオフ争いやプレーオフに入るとファイトが減ります。
というのも、均衡したゲームになる事が多いし、シーズンも終わりなのでここで怪我をしたらほぼシーズンが終わってしまう、という事でいろいろと慎重になります。また、試合自体が緊迫した濃い内容の物となるので、ファイトする必要がないのです。
大事な試合になるとプレーも当然荒くなりますし、選手間の挑発もすごくなります。
公では言えないような汚い言葉やヤジが飛び交い、普段ならここで共にファイトが始まったりするのですが、希に、挑発のみで、仕掛けられた途端亀になって逃げ回る選手もいます。お互いが戦う姿勢がない場合はファイトが成立しないのです。そうなると、殴りかかった者だけの反則となり、PK(ペナルティー・キル=人数が少ない状態)になってしまいます。相手の思うツボ。
うちはプレーオフが早めに決まっていた為、そこまでナーバスになっていなかったのですが、相手がプレーオフギリギリという時(4月初旬)があって、挑発があったのにファイトが成立しなかったという状況がありました。そして、うちだけまんまと反則を取られ、そのPKで失点して負けた事がありました。
もちろん、挑発だけして逃げ回ったプレーヤーは、選手やファンからかなりヤジられ、目の敵にされるのは言うまでもありませんが、相手チームとしては、ファイトに負けてゲームに勝ったという感じでしょうか。
売られたファイトは絶対買うものだ!!と思っていた自分もこれには少し驚きました。
希に、こういう事もあるんですね。『空気を読む事も必要なようです。』
また前述しましたが、プレーオフになると一つの反則がゲームを左右するので、かなり気を遣うようになります。ゴール前でのゴタゴタやいざこざは増えるのですが、1on1の正当なファイトは減るのです。
しかし、点数が離れたゲームや内容が悪いゲーム、シリーズでの流れが悪い場合などファイトが起きるのです。というのも、以前の記事で『チームの士気を高める』という目的があると書いたんですが、それに入るでしょうね。日本でこういうのをやってしまうと、『ホッケーしないでケンカでストレス発散して』、『負け惜しみの乱闘か?』などと伝わらない部分が多いですが、これまたホッケー文化の違いで、『このままでは終わらせない』、『まだまだ俺たちは戦える』、『戦うピリットを見せる』、など自分たちを奮い立たせる為にも言葉だけではなく、こういった行動で体を張って相手にも、チームメイトにもメッセージを送るという意味合いがあり、必要な行為なのです。また、プレーオフ=Best of Seven(4戦先勝方式)では流れが二転三転と移るので、例えそのゲームで大敗したとしてもそのまま負けるわけにはいかないのです。
チーム内では、『send a message!!』 『do something!!』などという言葉が飛び交います。
ホッケー好きだけど、ファイトが嫌いな人もいるし、価値観は人それぞれなのですが、こういった文化もあるという事も理解してもらいたいと思います。北米ではファイトもホッケーの一部、醍醐味なのです。
明日から始まるConference Final、なるべくならメッセージを送らなくてもいいような試合展開でシリーズを勝ち上がりたいものです。





空気が読めないとじゃあ大変な事になってしまうという可能性もあるんですね。ましてや大事な試合の時は読み間違えたら一大事!!
もう明日からカンファレンス決勝なんですね。
週末少し冬に逆戻りしたような陽気だった神奈川県から念を送ります。
まずは一勝!
ファイトです!(←これはいわゆる「頑張って!」の意味ね)
でも確かに空気を読むのと、観客にショーを見せるという部分では、レギュラーシーズンでは役割を果たしていますね。でもNHL でもプレイオフになるとファイトがほぼありません(まあ、ファイターのアイスタイムがほとんど無くなる(ベンチからもいなくなる?)という理由もあるからでしょうが…
カンファレンスファイナルがんばってください、応援してますっ!
神奈川からの『念』ありがとうございまーす。
確かにプレーオフになるとファイターがいなくなったり、アイスタイムも減りますよね。彼らは彼らで大変な仕事だと思います。その分respectも大きいですよね。