アメリカではずーーとその話題で持ちきりです。
さて本題。
ラスベガスの一人ぶらり中に急に電話が。
友人というか、お世話になってるArchieからの電話でした。
彼との出会いは、バックス入る直前、5年前くらいかな?
単身でカルガリーに渡り、サマースクールに参加した時に出会いました。
練習をたまたま観に来たりしてて、このスクールの直後UHL(今シーズンからIHLになってしまいましたが)のチームのトライアウトを紹介してくれたり(最終的には断りましたが)、昨シーズンのSPHLのRichmondを紹介してくれたり、いろいろお世話になってる人間なのです。
昔ワシントンキャピタルズのプロスカウト部門で仕事してたという事もあって顔が広いんですね。
また後から知ったんですが、自分もお世話になった事のある、前日本代表と西武鉄道のコーチだった
グレン・ウィリアムとも親交があったのでさらに距離は縮まったのです。
Archieはラスベガスとカルガリーに住んでいて、この時期たまたまラスベガスにいて、試合を観に来てくれてたんですね。土曜に観に来てくれたのは知ってたんですが、日曜も来てくれてたとは知らなくて、会えてなかったのです。
話を戻しまして、
一人でラスベガスのホテル散策をしていた頃にArchieから電話が来て、『何やってんだよ、今日も観に来てたのに。どこにいるんだ??』と言われたので、『ストリップ通りをホテル散策してたよ。』と言うと『そんな距離歩けるわけないだろ、車出してやるし、案内してやるよ。そしてご飯でも食べよう』という事に。
ほとんどのホテルすでに周ってたんですが、Archieの好意もあり、今度は再び車でグルグルと。
いろんな話をしてるうちに、試合のメンバー表とメモが車中に転がってたので、
『Archie何のメモ??すごいいろいろ書いてるねー?』と聞くと
『俺今年からオタワセネターズのプロスカウトに復帰した』との事。
シートベルトがグーンとなるくらいビックリして乗り出しちゃいました。
『セネターズのスカウト?すごいねーー!!昨日・今日は仕事?』と聞くと、
『いや、そこまでではないけど。まー全く関係なくもない。』
と良いながら自慢げに名刺サイズの証明証見せてきました。
たいしたカードではないけど、『NHL−Ottawa Senetors』の文字がカッコ良い!!
その後はホッケーの話になって、今までたいして監督から言われる事もなかったので、どういうプレーが良いだの、お前のプレーはこうだよとか、プロスカウトの目から見た感想を言ってもらうのは非常に嬉しかったです。でも、彼はとにかくタフなプレーヤーが好きなので、もっともっと激しく、荒々しく反則すれすれのプレーをして、リンクに乗るだけで相手が気になるようなプレーをしていないとダメだよ!!
毎試合ファイトしていけ!!と言われました。 (それはちょっと・・・・)
1−2や3−5のクロスゲームならまだしも、1−5などの試合だったらもうゲームは終わってるも同然だ、だったら監督や観に来てる人にアピールするためにもがんがんファイトしていけよ!!
(こういう考えもやっぱり北米ならではだなーと感じました)
俺らスカウトなんて何百何千というプレーヤーを見てるんだから、まずはリンクに立ったら目立たないと。
目を引くようなプレーをして、そこから良いプレーヤーかそうでないかを判断するんだから。
とにかく、見てる者に何かしら訴えかけるようなプレーしていかないとダメだ!!とのことでした。
まー自分自身は、その時アイスタイムも増えたりしてたので、あまり闇雲にフォアチェックやアフターチェックに行くよりも、次のプレーを読んだり、無駄なエネルギーをかけるのではなく、良いポジションからいろんなプレーをして行こうと心がけてたので、Archieにとって自分のプレーはちょっともどかしかったのかもしれません。
スカウトする人も人間なので、もちろんその人が気に入る気に入らないの、好みが出ちゃうと思います。
そして、選手はスカウトの為にプレーしてるわけではないので、そこら辺がとても微妙だと思います。
スカウト目に留まりたいけど、チームの役割やシステムもあったり。
自分も高校生くらいの時は、何とかスカウトに見てもらいたくて、個人プレーに走ったり、目立つようなプレーをしちゃった時期がありました。でも結局はチームの為に献身的にプレーしたり、そのセットがうまく機能していかないと全体的に見て良いプレーヤーに見えないと思います。上を目指す選手であれば誰もが悩み通る道だと思いますが。スカウトが来たり、意識してプレーした時に限ってうまくいかないものです。
彼らの為にプレーしているわけではないし、その時だけうまく行くよう願ってもうまくいかない事多くないですか?
高校時の恩師の石藤先生や若林さん(高校時に教えに来てて)がよく
『チームに才能を落とす』
という言葉を使ってましたが、この言葉がかなり身に沁みてます。
どんなにタレント性があっても、チームの為に働かない才能は意味のないモノ。
チームの為にそのタレント性を落としてこそ才能だよ。
ということですね。
3シーズン前に一緒にプレーしたショーンは
『背中の名前や背番号の為にプレーするな。ユニフォームのマークの為にプレーしろ!!』
とよく言ってました。スタンレーカップ取った人間の言う事には重みを感じました。
スカウトは誰しも意識してしまうものですが、まー見てる人は見てるし、結局はコツコツやるしかないんだと思います。良い選手は人伝でも広がっていくものですから。これから上を目指す選手も、スカウトの饒舌や手玉に乗らずに、自分を見失わずに頑張ってもらいたいですね。
決してスカウトの皆さんが悪いといってるわけではないのであしからず・・・・・。
こんな事言ってる自分ですが、せっかく西武鉄道からスカウトしてもらったのに活躍できずに移籍してしまった迷惑な人間です・・・・。当時のスカウトの人には本当申し訳ない気持ちでいっぱいです。その分、今は恩返しする気持ちでベストを尽くしています。![]()
そういえばArchieが日本でスクールやってみたいと言ってました。
日本じゃビジネスならないよ!!と言っておきましたが、飛行機代とホテル代出してくれるならどこでも行くよ!!と言ってます。『現役セネターズのスカウトが指導します』要望ある方、お待ちしています(笑)。
from Fresno,CA





高橋君が、いつも北米で頑張ってる様子をブログで毎日楽しみに拝見してます。今回は、高橋君の内面に思い留めている言葉に感激して、思わずコメントを書かせて頂きました。石藤先生の”チームに才能を落とす”や、某NHL選手の”背番号・・・”は本当に心に深く刻まれますね。又、高校時代のプレーの事も書かれてましたが、貴方が、今、間違いなく大人だという事でしょう。怪我のない様に大願成就される事を蔭ながら応援しています。ガンバレ一馬!!!
大丈夫!一馬クンなら!
みんなが応援しているよ!
「試合に使ってもらえるプレーをすること」=「コーチの求めるプレーをすること」
が大前提です。シフトがなければスカウトされませんから。
私はコーチとしてよくプレーヤーに言ってますが
「自分のやりたいプレーより、チームとしてすべきプレーを優先しないと試合に使えない」
わけですから。まずは試合に出て、それから徐々に自分の色を出していくことだと思います。
ショーンもエージェントの仕事をしているのでスカウトしているプレーヤーと話すことがあるらしいんですが、
「スカウトとして関わっているときは、絶対に、自分からプレーヤーにああしろこうしろというアドバイスはしない。コーチと話してみて、そのプレーヤーがコーチの求めるプレーをしているならば、その調子で頑張れとだけ言う。逆にコーチの求めるプレーをしていないなら、コーチの言うことを聞くように、とだけアドバイスする」
と言ってましたよ。
「長い目で見て、ホッケー選手としてのキャリアを支えるのは、強いキャラクター=人間性だ」
そうです。
頑張れ!
大変ご無沙汰しております。ブログ読んで下さっているなんて光栄です。良い報告できるよう、こちらで頑張っていきたいと思います。
そうですね、『自分らしく、自分のため』だと思います。いつも応援ありがとうございます。
おっしゃるとおりです。チームでプレーしている以上、コーチの指示が第一であり、自分のやりたいプレーは+αって事ですよね。『強いキャラクター=人間性』を少しでも高めていけるように頑張っていきたいと思います。