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数日前にPHPAの講習会がありました。
ウェブの用語ではないですよ。
PHPA=professional hockey players' association
AHLとECHLの選手の為の選手会です。
NHLでは有名なNHLPAがあります。
3年前にオーナー側と対立してしまってロックアウトを起してしまいましたが・・・・・。
スポーツ選手は個人個人が『商品』=『個人事業主』なので誰かに守ってもらうような組合みたいなものがないんですね。なので、選手が集ってこういう組織を作っているようです。
初めは選手主体だったようですが、今ではかなり大きくなり、こういった組織に『選手が加盟している』と言った方が正しいでしょうか。
さて、このPHPAの大きなポイントは
@金銭面
A休日
B怪我
例えば、サラリーキャップ(Salary Cap)とは逆に、最低週給(Salaly Floor)の設定。
サラリーキャップは資金力があるチームが突出しないように、選手の年俸が高騰しすぎないようになどの理由でリーグによって決められたルールですが、逆に存続だけを目的として安い選手だけを集められても困るし、リーグの選手の質が落ちる、純粋に選手の最低給料保証してもらいたいなどの様々な理由で、選手の給料をこの金額以上に設定する、というようなものがあります。
今年の試合に出られる権利のある選手20人の合計週給。 IRの選手は含みません。
Salary Cap = 11200$
Salaly Floor = 8200$
また選手の最低週給。ルーキー週給ですね。 340$ (Minimum Salaly)
一度カットして再度契約した場合 375$ 以上を確約する事
two way contract の選手は 525$ 以上を確約する事
(AHLとの契約も兼ねている選手)
また、遠征の食事代についても Breakfast 6$
Lunch 9$
Dinner 17$ perday 32$
休日については、
@開幕の14日前からしかトレーニングキャンプは開始できない
Aクリスマス休暇は23日・24日・25日(試合なし)
などなど
怪我については
@医師のセカンドオピニオン(Second Opinion)
怪我による解雇の防止だったり、監督が出れる、自チームのトレーナーがOKだと診断しても、
PHPAで用意した医師の診断の結果をチーム側へ申告できるなど。
ま〜実際はほとんどの選手が自チームのトレーナーがダメだと言っても、逆に出たいと言うのが
現状ですが・・・・・。
細かな話では、奥さんの出産時の立会いの権利や出産費の保険の話(PHPA加入の保険)。
カナダのチーム(Victoria Salmonkings)からアメリカのチームへトレードされ、ビザが下りなかった時の間の給料の保証をチーム側に求める権利やビザもろもろの対処を選手ではなくPHPAが間に入って取り持ってくれたり・・・・・・・。
ま〜他にも様々な選手を守るような規約がありますが、まだまだ翻訳中です。
マイナー選手になると雇用側の力の方が確実に強いわけで、こういった組織が絶対に必要になってきます。
日本では野球やサッカーなどプロスポーツにはこういった選手会があるのですが、日本のアイスホッケー界ではこういう役目を行おうとしている組織はまだアイスバックス(IBPA)しかないと思います。
アイスホッケー界では画期的なことです。
現状、他の日本チームの選手は企業に所属している為、選手会は必要ないんですね・・・・・。
しかし、少しずつプロ契約の選手が出てきたりしている状況をみると、数年後には必然的に選手が集って
組織を作っていく必要があると思います。
もちろん、エージェントや弁護士が間に入って契約交渉してくれれば解決する話でもありますが、順序的には、こういった選手側が組織を作って足並み揃えて企業や雇用側・リーグと交渉していく部分も必要なはずです。
また、権利を求めるだけではなく、組織で慈善事業や社会貢献活動なども行っていき、社会や雇用側に
組織を認めてもらわなくてはいけないという義務もあります。
P.S.
AHL・ECHLの選手はPHPAの加盟は必然で、自然と給料から加盟料引かれてます。
安い給料なのに・・・・・・・・・・・・。でも、必要だからね。。。。。。。。。




