クリニック全日程を終えて、Mineapolisへ移動しております。
以前アイスバックスで一緒にプレーした元NHLプレーヤー&スタンレーカップ獲得者のShjon Podein(ショーン)の家に来ています。夜にはChris Paradise夫妻も駆けつけてくれて久々の再会。
毎年アメリカ最終章はショーンの家で過ごすのがお決まりになっています。
今日はR-18指定したいかも。
ちょっとダークで大人な内容になる可能性が・・・・・。
講義は、データやアイスホッケーの細かな指導分野だけではなく、最後の10分ほどはコーチ達が抱えている問題点や質問をディスカッションする時間が設けられています。
今回のクリニックは、プロチームを教えるコーチ育成を目的としたものではないので、長期的なビジョンで選手の育成を考えられるようにならないといけません。
北米の子供(10歳〜17歳)には年間アイスホッケーをやらせるのには、どのクラブでプレーするにしろ厳しいトライアウトをパスして、なお且つ、1シーズン約5000$(約50万円、平均的な金額として)ほどのお金が必要になります。これは全てのリンク代、遠征費やトーナメント参加料(エキシビジョンなど全て込みで平均約50試合)、全て組込まれた値段です。その後シーズン中のチームの経営により、1000〜2000$ほどが親元へ帰ってくるようです。
これは安いでしょうか、高いでしょうか??
コーチとしては、チームを勝たせ、コーチとしてのstats(戦績)が欲しい。
しかしながら、子供の将来を預かっているため親からのプレッシャーも半端ではなく、勝つということよりも子供が試合に出ているか、出ていないかの方が重要視されます。
そういった親からのプレッシャーがあリ、こういったジレンマとの戦いはコーチの仕事の一つでもあります。これは日本に限った事ではなく、と言うよりも北米の方がひどいケースが多いです。
うちの子はA君よりもなんでアイスタイムが少ないのか?
B君は選抜に選ばれているのに、なぜうちの子は選抜に入れないの?
アイスタイムが少ないから、指導法が良くないからチームを移籍させたい!!
寄付を多くするからうちの子のアイスタイムを・・・・・・・・。
あいつと組ませるとうちの子は調子が悪い、セットを変えてくれ!!
熱心すぎる親では、自分の息子のアイスタイムを計って提示してくるという親も。
やはり、大学のスカラーシップやNHLへの競争率が激しく、子供が高学歴を得る可能性や大金になる可能性が身近なので、親もかなり神経を尖らせています。また、日本のようにボランティアでコーチやっているわけではないので、高いお金を払っている親にも言う権利はあるのです。
とは言え、常識と節度は併せ持って欲しいですが・・・・。
どの子供にも活躍して欲しいし、スカラーシップを得て欲しい。
ですが現実は、スカラーシップをもらえるのは多くてもチームで4人。多くても。
逆に言えば大半はスカラーシップをもらえずに、希望のチーム・進路へ進む事ができないのが現実です。
それが競争社会なのです。
ですので、その結果に固執したり、振り回されたりしてしまえば、指導方法や親との接し方に"ぶれ"を生じてしまいます。
子供たちにとって、
競争に勝ち、良いクラブへのステップアップ、良い大学への進学は目標でありますが、突き詰めたシンプルな答えは、ホッケーというスポーツが"好き"でプレーしている、はずなのです。
あまりに細かな部分に固執しすぎ、本質を見失ったまま指導を続けてしまっては、本来好きで始めた
アイスホッケーを嫌いになってしまいます。これほど悲しいことはありません。
スポーツでは"勝つ"ことが最も楽しい部分です。
なので、うまい選手のアイスタイムを増やす事は何も悪い事ではないはずです。
勝つために、特定した選手を起用していいものか?
アイスホッケー=楽しい=勝つこと であるはず これはチームのためである
しかしながら、それは勝つことにはつながるが、選手の育成にはつながっていかないのでは?
アイスホッケー=楽しい まででもいいのでは?
勝つことは非常に大切な部分ではあるが、子供の成長の上で、
できないものを練習する、技術を習得する→できないことができるようになった、新しいことが習得できた
これもスポーツの楽しいパートの一つであるし、物事の学習においての基本的な喜びであると思います。
それを子供に理解してもらうことも大切な育成の手助けかもしれません。
とある有名な元NHL選手が子供のコーチに向かって、
"子供がアイスホッケーを楽しいと言っている。毎日練習に来る日を楽しみに学校や宿題もがんばり始めた。アイスホッケーが楽しい、好きだ、という気持ちにさせてくれてありがとう、それが一番重要なことなんだ"
といった話を聞いたことがあります。
本当その通りだと思います。
競争社会なので、勝ち上がって学ぶこともあるし、みんなプロ選手になりたいはずです。
しかし、多くの子供たちの現実は夢が叶わぬままアイスホッケーをリタイヤしなくてはいけません。
アイスホッケーを通して人生で何を学ぶか、かけがえのない時間や友人などを得る事が出来たか?
アイスホッケーというスポーツを心から好きになってくれたか?
もちろん、楽しいだけでは上達は望めませんし、厳しい指導、犠牲、苦渋の決断を繰り返さないといけない場合も多いでしょう。大げさかもしれませんが、親との政治的な駆け引きにも対応していかないといけません。ただ、全てはバランスを保ちつつ、ジレンマと戦いながら、子供の育成を一番に考えて接してあげることができれば、指導において"ぶれ"幅が少なくてすむのではないでしょうか?
ここ数日さまざまなことを書きましたが、疑問に思う文章、賛同できない表現も多々もあると思います。
ただ、このブログを通してさまざまな人がアイスホッケーがこのままで良い?親(自分)はコーチとの付き合い方は正しかったのかな?周囲のコーチはどうかな?など、さまざまなことを考えるきっかけになればいいと思っています。より多くの人が、少しでも深くアイスホッケーについて考えるきっかけになればと思っています。
自分も本業の"選手"そして練習に戻りつつ、進路についてもしっかり考えていこうと思います。
Minneapolis,MN





おそらく、前回にもコメントしたのですが
この問題は永遠の課題なのかな(何かモンスターペアレンツの様な?)私達の年代には想像できないような気もしますが?
「うかうかしてたら俺AAni落ちるかも¿」と、言ってた事がようやくわかってきました。ありがとうございました。
ぼちぼちスタンレーカップファイナルVピリ始まりますので(ADTHE.NET)で見れますよ。
勝利=良い事、努力した
敗北=悪い事、努力不足
この定義がどの世界にも、あまりに強く蔓延っている様な気がします。
親や大人が教える”正しい答え”以外にも、
子供達一人一人が持つ”自分だけの答え”に
たどり着けるよう、かかわる大人が導いてあげれれば。。。と願わずにはいられません。
さておき、元気そうですね!↑いいこと書いてますね。アイスホッケー=楽しい=好き、という気持ちが一番大切なことですよね。今思えば、小学・中学の時が一番楽しいホッケーをしてた気がします。高校からは将来を意識し、ライバルを意識し、素直に楽しむホッケーを忘れてたきがします。でも、高校からは人間として成長していくスタートラインで、今ある渋谷一樹は、高校生活からの経験が今につながっていて、大切な期間だったな〜って思ってます。
お酒飲みながら、語りたいですね(笑
ていうか、今、NYに住んでるんですか?
実は、僕の嫁のお父さんお母さんがNYに住んでいて、今年の8月にNYに一週間滞在する予定なんです。会えたらいいな〜って思ったんですけどね。
もし、このメール見て、返事もらえたら嬉しいです。メールアドレスは会社のPCです。日中なら会社PCか携帯アドレスにメールいただけるといいっすね。
では。
ホッケーを続けてるのが羨ましいです!
頑張ってるんでしょうが、頑張ってください!(笑
さておき、元気そうですね!↑いいこと書いてますね。アイスホッケー=楽しい=好き、という気持ちが一番大切なことですよね。今思えば、小学・中学の時が一番楽しいホッケーをしてた気がします。高校からは将来を意識し、ライバルを意識し、素直に楽しむ初心のホッケーを忘れてた気がします。でも、高校からは人間として成長していくスタートラインで、今ある自分は、高校生活からの経験が今につながっていて、大切な期間だったな〜って思ってます。
お酒飲みながら、語りたいですね(笑
ていうか、今、NYに住んでるんですか?いや、NYから離れていった感じですか?↑
実は、僕の嫁のお父さんお母さんがNYに住んでいて、今年の8月にNYに一週間滞在する予定なんです。会えたらいいな〜って思ったんですけどね。
ホッケーを続けてるのが羨ましいです!
頑張ってるんでしょうが、頑張ってください!(笑
この前話してたa と theの違いですが
aはa pencilなど1つのものを表し(nounがa,i,u,e,oで始まる時は”an”)、
theはthe blue carなど何かを詳しく表現するときに使います^^
うちの息子たちには、日本代表やプロになってくれれば理想ですが、実際にところは少しでも長くホッケーを続けて欲しいと思ってます。
親子で対決もしたいです。
そのためには、私自身もがんばりたいです。
親として良いブログを読ませていただきました。
ありがとうございます。
8月に息子たちをカナダのバンフに送り込みます。どんな成長するか?どんな刺激を受けてくるのか楽しみです。