2008年05月22日

撞木

『お前は日本でトッププレーヤーなんだろ?だから、アメリカでプレーする場を求めているんだろ??』
よく会う人間会う人間に質問されました。でも、いつも
『俺はトッププレーヤーではないよ。日本にはもっともっとうまい選手がいて、レベルも高いんだ。』

と返答してきました。

日本には本当に自分よりたくさんうまいプレーヤーがいるし、レベルだって決して低くない。
こいつらなめやがって・・・・、と思う事がよくありました。。。


自分は今シーズン、運良くこうしてアメリカのマイナーリーグでプレーすることが出来ましたが、日本には本当にもっともっとアメリカでできそうなプレーヤー、優秀な人材がいると本当に思っています。

でも、それを決断して行動に移すのは本当に本当に難しいことだというのも理解しています。

日本はどうしてもお金がいいし(海外のレベルに比べると)、契約条件が安定している。
試合数も少なくて海外に比べると怪我をする可能性も低い。決して、レベルが低いと言ってるわけではく、日本もとてもいいレベルでプレーしていると思います。また、日本の方が良いコーチがいて、環境が良かったり、精神的にも良い状態で毎日暮らせたり、ホッケーに集中して取り組めるかもしれない。。



 

野球やサッカーでは、選手が海外へ過剰流出することが問題になったりもしていますが、まだまだホッケー界はそういう時代ではなく、少しずつでもいいから、これから飛び出して行く時期なのではないかと思います。


それは決して、海外に出て行けば全てが解決して、日本に残ればダメになのか??ということではなく、品質改良と一緒で様々な物を混ぜていかないと強いモノって出来ていかないし、己がわからない。まず、外の世界を知るというのもとても大切な事だと思います。それは同じ民族同士でチームを作って、海外のチームと戦うこともレベルアップの為には非常に重要なのですが、その枠を飛び出して単体で行動してみるというのも全く違う経験になるはず。


海外でプレーすれば、当然自分は外人になるし、メンバーがどんどん変わる世界では、自分という存在を証明して・認めてもらうということはとても大変な事だと感じました。

何より、信頼も実績もないし、初めの視線はとても冷たい。


このブログは、今後海外でやりたい選手への情報提供になれば、と思って書いている部分もありました。
知ってる知らない、それだけでも十分気持ち的に余裕を持てることもあるし、日本では味わえない出来事でショックを受けることも減る。


でもその中で、本当に覚悟決めてここに来るのと、見ているだけとでは、得るものが違うと思います。
どのレベルの選手がやれてどのレベル選手がやれないか、そういう客観的な判断だけでは出来ないと感じたのも事実だし、ここでプレーしてみないとわからないことも本当にたくさんありました。


と言えども、日本のトップ選手にとっては年俸も減るし、安定もなくなる。帰る場所もなくなってしまう。
本当にリスクの高い選択ではあることは間違いないです。
人それぞれの価値観や生き方になってしまうけど、実力のある選手がもっともっと海外に飛び出せるようになれば素晴らしいと思います。



 

『日本は上達している。しかし、世界は進化している。』





 

posted by kazuma at 16:19 | Comment(2) | season in U.S. 07-08